【東北大学AO入試 活動報告書】差がつく書き方と評価されるコツ

東北大学のAO入試で活動報告書が必要だけれど、何を書けば良いか
分からない
東北大学のAO入試で見られるのは、学力だけではありません。高校生活でどう動き、課題とどう向き合い、どう成長してきたか。それを伝える中心の書類が活動報告書です。
ここでは、東北大学AO入試の活動報告書の役割と学部ごとの違い、評価されるポイントや実績がなくても評価される考え方まで、順に見ていきます。

難波諒太朗
独学で東北大学医学部に現役合格。塾講師として指導を行う中“塾外の時間”の使い方こそが成績向上の鍵だと気づき、「東北大専門塾Elevate」を創設。全国の受験生を支援している。
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現在は東北大学大学院加齢医学研究所にて、脳科学と教育を融合させた研究を行うと同時に、東北大学病院 認知症外来で診療に携わる現役医師でもある。学術と現場の両視点から、「自走力を育む学習法」の確立を目指し、受験にとどまらない“生きるための学び”を提唱。
東北大学AO入試の活動報告書とは?
活動報告書は、高校3年間の活動や学びを大学に伝える出願書類です。ただの経歴一覧ではありません。「何に熱中し、どんな課題を乗り越え、何を学んだか」を伝える資料です。
東北大学は「門戸開放」「研究第一」の精神のもと、入学後に主体的に学び、研究や学習で成果を出せる学生かどうかを見ています。過去の実績を自慢する場ではなく、これから伸びる人かを見るための書類だと考えてください。
活動報告書が必要な学部
東北大学のAOⅡ期で活動報告書が必要なのは、次の学部です。
文学部・法学部・医学部・歯学部・工学部・薬学部・農学部
ただし、提出が必要かどうかは学部や方式で変わり、募集要項も毎年更新されます。出願前に、下の公式ページで最新の情報を必ず確かめてください。
活動報告書で評価される3つの軸

見られるのは、次の3つの軸です。どれもまんべんなく入っているのが理想。1つの活動で2軸を見せる書き方もできます。
① 主体性・リーダーシップ
まず見られるのが、自分で考えて動いた経験があるかどうか。部活動の役職経験だけでなく、練習改善の提案、後輩指導、学校行事の企画なども主体性として評価されます。
② 国際性・広い視野
留学経験はなくても大丈夫です。英語学習への継続的な挑戦、海外ニュースの読解、国際課題への関心なども、十分アピール材料になります。東北大学が重視するグローバルな視点につながるからです。
③ 研究思考・課題解決力
研究第一を掲げる東北大学らしい軸です。課題を見つけ、仮説を立て、改善や検証を行った経験は高く評価されやすいです。
探究活動に限りません。勉強法の改善、模試分析、部活動の課題解決も、書き方しだいで研究思考として伝わります。
実績がなくても東北大学AO入試の活動報告書は評価される
「部長経験もない」「全国大会もない」「資格も少ない」。そんなふうに悩む人は多いですよね。
でも、大事なのは肩書きや派手な実績ではありません。それより、どう課題を乗り越えたかという過程そのものが重要です。
たとえば、こんな経験も立派な材料になります。
・苦手科目の勉強法を見直して成績を伸ばした
・部活動の練習効率を改善した
・地域活動で参加者を増やす工夫をした
・英語学習を継続し資格取得につなげた
Elevate塾長身近な挑戦でも、課題発見→行動→改善→成果の流れがあれば十分評価対象になります。
高く評価されるための具体的な書き方



同じ活動でも、書き方で評価って変わるの…?
① 活動内容より「自分の行動」を主語にする
伝わり方は大きく変わります。「吹奏楽部に所属していました」だけでは弱い。書くべきは、その中で自分が何を考え、何を行動したかです。
例:練習参加率の低下という課題に対し、原因を分析し、新しい練習体制を提案した。
② 成果だけでなく過程を書く
結果だけだと、「入学後も同じように動ける人か」が伝わりません。試行錯誤や改善プロセスを書くことで、大学入学後も伸びる人物像として映ります。
③ 学部との接続を意識する
法学部なら社会課題への関心、工学部なら改善思考、医学部なら継続力や責任感など、志望学部との相性を意識すると説得力が増します。
活動報告書はいつから準備すべきか?


目安のスケジュールは次のとおりです。
①ネタ出し、振り返り(高2の10月頃〜)
始めるなら高2の10月頃。AOⅡ期の出願の約1年前です。まずはこれまでを振り返り、「どんなことを書くのか」「そのためにどんな行動が必要なのか」を決めておきます。
②執筆、添削 (高2の3月頃〜)
高2の3月頃からは、活動を続けながら書いて、添削を受けて、直す。この繰り返しです。高3の出願時には清書するだけ、という状態にしておけると安心です。
活動報告書に何を書くかは、志望学部や志望理由とのつながりで決まります。これまでの活動の整理や、これからの準備の進め方を、LINEで無料で相談できます。
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活動報告書で避けたい失敗例5つ
1. 活動の羅列だけで終わっている
2. 自分の役割が見えない
3. 成果自慢だけで学びがない
4. 志望学部とのつながりが弱い
5. 文章が抽象的で具体性がない



活動の大きさより、「自分らしさ」と「成長の過程」が伝わることが重要です。
まとめ|東北大学AO入試の活動報告書は実績より中身で決まる
活動報告書は、華やかな経歴を競う書類ではありません。見られているのは、次のようなところです。
・主体的に行動した経験があるか
・課題を見つけ改善したか
・学びを大学につなげられるか
この3点が伝わるかどうかで、評価は大きく変わります。



実績に自信がなくても、日常の中で積み重ねた努力には価値があります。
東北大学を本気で目指すなら、今までの経験を整理し、自分だけのストーリーとして活動報告書に落とし込みましょう。
合格者が活動報告書をどう準備したかは、AO入試の合格者64名に聞いた調査にくわしく載っています。AOⅡ期で受けるなら、AOⅡ期の出願・日程と対策もあわせて確認しておきましょう。
ここまで読んだあなたへ
東北大学受験は、
「情報を知っているか」では差がつきません。
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